今回、ご紹介する金額はあくまで目安となります。

故人との関係性やお付き合いの深さ、「あなたの気持ちの距離」が関係します。

葬儀の香典の目安は、

親族では10,000円～100,000円、

一般として参列する場合は5,000円～10,000円程度です。

ただし、地域や宗派、故人の年齢や親族関係などによって異なります。

一般葬や家族葬などによる違いはありません。

【香典の目安】

近所の方：5,000円～10,000円
友人・知人：5,000円～10,000円
職場の方：5,000円～10,000円
おじ・おば：10,000円～30,000円
祖父母：10,000円～30,000円
兄弟・姉妹：30,000円～50,000円
親：50,000円～100,000円

会社・職場関係（ビジネス香典）では、取引先の社員や役職者に対して香典を持参する場合、個人名ではなく会社として代表者名（社長名）で香典を出すこともありますので、まずは上司に相談するのがいいでしょう。

お葬式の参列の際、香典の準備が必要となります。

香典とは仏式などの葬儀で、死者の霊前に供える金品、御線香、供物やお花の代わりに現金を不祝儀用ののし袋に入れて包んだものを指します。

最近ではコンビニで購入する方も多いのではないでしょうか。

ここでは香典の書き方についてご説明します。

表書きに御霊前・御仏前を用います。 一般的な仏式の場合、お通夜・葬儀・告別式では「御霊前」四十九日以降は「御仏前」と使い分けるのが基本です。

ただし、浄土真宗の場合は四十九日前であっても「御仏前」を使います。

神道の表書きは「御玉串料」「御榊料」「御霊前」が一般的です。

蓮の花の絵柄がついた袋は仏式のため使えないので注意して下さい。

キリスト教では、白い封筒または十字のついているキリスト教式の封筒を使用し、表書きは「御花料」「御霊前」などと書きます。

「御霊前（ごれいぜん）」とは、亡くなった方の霊を敬う言葉で、香典袋やのし紙の表書きとして使用します。

【意味】
亡くなった方の霊魂の前、または霊をまつる場所（祭壇など）を丁寧に表現するときに使われます。

【使用場面】
通夜から四十九日の法要までの間に使用され、故人を敬う言葉として使われます。

【香典の書き方】
水引きは白黒、双銀などの結び切りのものを用います。
書く名前は、参列するあなた（会葬者）の名前です。
先方の宗教がわからない通夜・葬儀の場合には「御霊前」と書いたものであれば、たいていの宗教に用いることができます。

香典袋の表書きの氏名は、悲しみの涙で墨が薄れましたという気持ちの表れから薄墨で書くのが一般的です。