葬儀の服装や通夜参列のマナーについて詳しく解説

いまさら聞けない!?葬儀の服装マナー!
服装のマナー違反は、仮に故人を偲ぶ思いがあったとしても、正しく伝わらない可能性もありますので気を付けましょう。
一般的に黒や紺などの落ち着いた色で、光沢のないものを選ぶのがよいでしょう。
【服装】
男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルがよい
スカートは膝より長く座りやすいものを選ぶ
靴は黒の布製パンプスなどで革製や派手なものは避ける
アクセサリーはパールと結婚指輪のみがよい
ハンカチは白か黒がよい
【マナー】
派手な色や柄の服は避ける
素材は、季節に合わせたもので、清潔感のあるものを選ぶ
アクセサリーは控えめにし、華美な装飾は避ける
露出が多い服装は避ける
ストライプや花柄などの柄物、派手な形の洋服などは避けることが好ましく、ジーンズなどのカジュアルな服装も適切ではない
香りの強い整髪剤や香水などは使用しない
カバンは黒無地の布製で、金具や装飾が目立たないものを選ぶ
子供の場合は年齢、男女問わず、学校の制服があれば、それが正式な礼服となります。
なお、大学生または、成人に達した場合は、大人と同様に、男性ならブラックスーツ、女性なら黒のアンサンブルやスーツ、ワンピースを着用するのがよいでしょう。
通夜参列のマナーは!?
通夜は、故人の近親者だけが参列する儀式でしたが、最近では近親者ではない方の参列も一般的になっています。
通夜は葬儀・告別式の前夜に執り行うことで、邪霊の侵入を防ぐとされています。僧侶が読経をし、参列者は焼香をします。その後もご遺族は線香やろうそくを灯し続け、故人と過ごす最後の夜です。以前は夜通し対応していましたが、最近では少なくなりました。
【参列の流れ】
定刻の十分前には出向く
受付で名前を記入するか名刺を渡し、香典を差し出す
祭壇のある部屋には先客に軽く一礼のうえ、静かに入室する
遺族に短くお悔やみを述べ、席につく
焼香の案内があったら進み、喪主・親族に一礼をして焼香をし、合掌の後一礼をして退席をする
家族葬で行われる通夜への参列マナーも、一般的な葬儀と同様です。
流れと共にマナーも合わせて確認しておきましょう。