葬儀の豆知識Trivia

受付

葬儀の受付は誰に頼む?受付の仕方は?そんな疑問にお答えします。

葬儀の受付は誰に頼めばいいの!?

葬儀で参列者を迎え入れる際には、さまざまな場面で役割を分担する必要があります。

その中でも、受付をだれに頼もうか迷われる方も多いと思います。

 

厳密なルールはありませんが、受付では香典の受け取りや記帳の管理などを行うため、遺族にとって信頼できる人物に依頼することが大切なポイントです。

故人と血縁関係が近い人は、儀式や故人とのお別れに集中することが望ましいため、家族葬であればお孫さんに当たる方、一般葬であれば喪主の友人や知人、会社関係の方、ご近所の方(隣組)、故人様の遠縁の親族などが務めることが多いです。特に決まりはありませんが、信頼のおける人に依頼しましょう。

 

また家族葬では参列する顔ぶれが限られていることが多いため、予定の参列者がそろった時点で受付を閉じ、受付係も式場内に着席するといった対応も可能です。

最近では葬儀社のスタッフに受付を依頼するケースが多くなっていますので、適切な人物がいない場合には葬儀社に相談することをお勧めします。

 

受付をしていただいた方には、お礼をするのが一般的です。

受付係を依頼する相手によっては、身内同士でかしこまる間柄ではないかもしれませんが、拘束時間や現金の管理といった負担を考えると、感謝の気持ちとして数千円の志付けや、葬儀後にお礼の品物を贈るなど、お礼を形で表すのがよいでしょう。

志付けの相場は、1日5,000円程度が一般的です。また、通夜と告別式の2日間受付をお願いした場合にはその日ごとにお渡ししましょう。

受付の挨拶の仕方が分からない!?

葬儀の受付は、参列者と最初にお会いする遺族側の代表です。マナーや手順をしっかりと理解して、失礼のないように弔問客をお迎えする必要があります。

受付の対応は以下の通りです。

 

【受付の対応例】
参列者をお迎えする際には、一礼して「本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。」とご挨拶します。
記帳が必要であれば、「どうぞ記帳をお済ませください」と促します。
香典が手渡されたら「お預かりします」と言い、返礼品の引換券を渡します。
親族が参列している場合は「お悔やみ申し上げます」が適切です。

 

【挨拶のポイント】
葬儀の場は故人を偲ぶ場なので、落ち着いたトーンで挨拶しましょう。
相手の顔を見て、丁寧にお辞儀をしてお礼を言いましょう。
雨や雪のなかでの葬儀になった場合は、「お足元の悪いなか、お越しくださりありがとうございます」のようにあいさつをしてもよいでしょう。
葬儀の場では「忌み言葉」を避けるのがマナーです。忌み言葉には「重ね重ね」「くれぐれも」、数字の4・9などがあります。

 

受付は、受付に立って香典の管理や参列者の名簿をチェックするだけでなく、葬儀の進行や時間も把握しておく必要がありますので事前に確認しておきましょう。

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